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田子浦小学校からは徒歩10分、田子浦中学からは徒歩7分。富士南小、富士南中学区からも通える学習塾です。これまでずいぶん多くの子供たちと接してきました。これからも地域の子供たちのために全力を尽くしていきますよ。まだまだ若いモンには負けられません。

2013年05月15日

高校入試について考えてみましょう(3)

高校入試の選抜方法はどうなっているのでしょうか。自分がどのような方法で選抜されうるかは、やはり知っておきたいですねよね。
公立・私立高校ともに内申点と入試本番のテストの2本立てだということは先に述べたとおりですが、公立と私立では選抜方法が異なります。先に私立高校の選抜方法についていいますと、各高校独自の選抜方法をとっていますので、「こうして選抜される」ということは言えません。言えませんが、内申がより重視される、ということは各校共通しています。つまり、定期テストや実力テストの成績だけでなく、普段の授業に対する姿勢などがその評価に大きく影響するということです。すでに私立を第一志望に決めている人は、これからの勉強に対するモチベーションを高めるために、どれくらいの内申なら行けるかを学校の先生に聞いてみるのもいいかもしれません。塾の先生もこれまでの経験則から大まかなことが分かるはずです。
次に、公立高校ですが、毎年6月頃に中学校で配布される「公立高校を目指すあなたへⅠ」にかなり詳しく書かれています。かいつまんで説明すると次のようになります。

1 選抜には、各校独自の基準で決める学校裁量枠(定員の0~50%)と全県共通の基準で選抜する共通枠がある。学校裁量枠には、受験者が自動的にエントリーされるもの(主に内申点上位者向け)や、希望者を対象者としたものがある(一昔前のスポーツ推薦というのはこれに近い)。
2 合格者はまず裁量枠から決まる。
3 裁量枠で合格しなかった受験者を対象に共通枠で選抜する。
4 共通枠第1段階では、まず内申点の高い者から共通枠定員まで順に並べる。次にその中から入試本番のテストの成績上位者の75%を合格とする。
5 第2段階として、第1段階でもれたすべての受験者を対象に、調査書の内申点以外の記載や面接で定員の10%の合格者を決める。
6 第3段階では、残った者を対象に、調査書(内申点も含む)の記載、面接などを総合的に判断して定員の15%の合格者を決める。

気をつけたいのは、スポーツなどを対象とした学校裁量枠の合格の条件に「学力検査で問題のあるものを除く」という項目があることです。いくら特定のスポーツで成績優秀でも、勉強面でその学校のレベルに達していない者は合格できません(当然といえば当然です)。また、これは私の経験上の私見ですが、第3段階では本番のテストに強い者が合格しているように思います。つまり、「内申は良くないけれど学力は高い」という人です。ただ、こういう受験生は、私たち塾関係者からすると(いや、学校の先生方もでしょうが)冷や汗ものです。内申と学力向上の両方を追求しておくべきですね。

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Posted by てら at 10:00│Comments(0)高校受験
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