2013年05月17日
高校入試について考えてみましょう(5)
高校入試の学力検査つまり入試本番のテストとは、どんな問題なのでしょうか。私立高校は各校それぞれですので、全県で同じ問題を使う公立高校について見てみます。
一般入試の学力検査は、5教科、各50点点、合計250点満点のテストです。中には教科によって傾斜配点を採用している高校もあります。例えば富士高の理数科では、数学と理科の得点を1.5倍に換算して選抜を行います。ただし、これはどちらかといえば特殊な例と言えるかもしれません。
高校入試のテストの得点はいったい何点くらいとればいいのか、という質問を受けることがあります。これについては、高校によって、また年度によって違うので、本当に大まかなことしか言えないのですが、県全体の得点の概要については、資料が公表されています。今年の春の入試では次のようでした。
☆教科平均点 ( )内は昨年度
国語 30.83(31.41)
数学 21.55(25.04)
英語 28.03(26.26)
社会 32.58(28.12)
理科 28.69(24.15)
昨年の平均点と比べてみると、社会、理科がやや簡単になった反面、数学はかなり難しかったということが言えそうです。実際、私の教室でも、入試当日の夕方ににある生徒ががやってきて、泣きそうな顔で「数学ができなかったぁ」と肩を落としていた、ということがありました(無事合格したのでホッとしましたが…)。その生徒は図形の問題で手こずったようです。
入試問題は毎年かなり吟味されて出題されるので、極端な問題が出されることはないのですが、やはり数学は得手不得手の差が大きい教科ですから、難易度もその年ごとに異なります。しかし、本番までにしっかり準備をしておけば、「自分ができなかった問題は、他の人だってできる人多くないはず」と、大きなショックを受けずにすむでしょう。一番困るのは、1教科目や2教科目で失敗し、頭が真っ白になってそのあとの教科でも本来の力を出し切れなくなることです。そうならないためには、今からしっかりと準備をし、入試本番に自信を持って臨めるようにするしかありませんね。

一般入試の学力検査は、5教科、各50点点、合計250点満点のテストです。中には教科によって傾斜配点を採用している高校もあります。例えば富士高の理数科では、数学と理科の得点を1.5倍に換算して選抜を行います。ただし、これはどちらかといえば特殊な例と言えるかもしれません。
高校入試のテストの得点はいったい何点くらいとればいいのか、という質問を受けることがあります。これについては、高校によって、また年度によって違うので、本当に大まかなことしか言えないのですが、県全体の得点の概要については、資料が公表されています。今年の春の入試では次のようでした。
☆教科平均点 ( )内は昨年度
国語 30.83(31.41)
数学 21.55(25.04)
英語 28.03(26.26)
社会 32.58(28.12)
理科 28.69(24.15)
昨年の平均点と比べてみると、社会、理科がやや簡単になった反面、数学はかなり難しかったということが言えそうです。実際、私の教室でも、入試当日の夕方ににある生徒ががやってきて、泣きそうな顔で「数学ができなかったぁ」と肩を落としていた、ということがありました(無事合格したのでホッとしましたが…)。その生徒は図形の問題で手こずったようです。
入試問題は毎年かなり吟味されて出題されるので、極端な問題が出されることはないのですが、やはり数学は得手不得手の差が大きい教科ですから、難易度もその年ごとに異なります。しかし、本番までにしっかり準備をしておけば、「自分ができなかった問題は、他の人だってできる人多くないはず」と、大きなショックを受けずにすむでしょう。一番困るのは、1教科目や2教科目で失敗し、頭が真っ白になってそのあとの教科でも本来の力を出し切れなくなることです。そうならないためには、今からしっかりと準備をし、入試本番に自信を持って臨めるようにするしかありませんね。

Posted by てら at 10:00│Comments(0)
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