2013年05月20日
高校入試問題を見てみよう。(1)
「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」
孫子の平方として有名な言葉です。意味は、
「敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ」
高校入試についても同じですね。どんな問題が出題されるか、その傾向をつかむことはこれから入試に向けた勉強をする上でも大変役に立ちます。
が、今日はその前置き。というか、いきなり寄り道
。「孫子」についてです。
「孫子」というのは、実は書物の名前です。書かれたのは紀元前500年頃の中国です。日本では縄文時代後期から弥生時代の初めにかけての時代ですから、中国という国はやはりたいした国です(最近少々日本と仲が悪いとはいっても…)。著者とされているのは、「孫武」という人物で、それまで、「戦いの勝敗は天運に左右されるもの」と考えられていたものを、「勝った方には勝った理由があり、負けた方には負けた理由がある」と分析したのでした。日本には、奈良時代頃に伝わり、以来、戦争に勝つためのテキストとして武士たちなどによって学ばれました。
というわけで、私も孫子にならって、今年度の入試問題を振り返ってみようと思い立ったわけです。

孫子の平方として有名な言葉です。意味は、
「敵についても味方についても情勢をしっかり把握していれば、幾度戦っても敗れることはないということ」
高校入試についても同じですね。どんな問題が出題されるか、その傾向をつかむことはこれから入試に向けた勉強をする上でも大変役に立ちます。
が、今日はその前置き。というか、いきなり寄り道

「孫子」というのは、実は書物の名前です。書かれたのは紀元前500年頃の中国です。日本では縄文時代後期から弥生時代の初めにかけての時代ですから、中国という国はやはりたいした国です(最近少々日本と仲が悪いとはいっても…)。著者とされているのは、「孫武」という人物で、それまで、「戦いの勝敗は天運に左右されるもの」と考えられていたものを、「勝った方には勝った理由があり、負けた方には負けた理由がある」と分析したのでした。日本には、奈良時代頃に伝わり、以来、戦争に勝つためのテキストとして武士たちなどによって学ばれました。
というわけで、私も孫子にならって、今年度の入試問題を振り返ってみようと思い立ったわけです。

Posted by てら at 11:08│Comments(0)
│高校受験